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旅は終了しましたが、アップできていない世界の犬事情レポートは山積みです。

頑張ってアップしていきますので、よろしくお願いいたします。


さて、昨年12月半ば私たち夫婦はスウェーデンの首都「ストックホルム」にいました。

ストックホルムにいた理由はただ一つ、さらに北上してオーロラを見るためです。

ストックホルムから鉄道に乗るため、ストックホルム駅に向かいます。

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その時はちょうどクリスマスが近かったため、多くの利用客と利用犬がいました。

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スウェーデンだけでなく、多くのヨーロッパ諸国で公共交通機関にふつーに乗車する犬を多く見かけました。

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      海外ではよく見かける“ヘッドカラー”。普及してます。


犬を連れての旅行。それにしても連れている犬の数が多いです。

日本でも多頭飼いの人は見かけますが、大抵小型犬なのでこうして中~大型犬が集団でいると存在感があります。


こうして公共の場で犬をよく見かけて感じるのは、犬がいることは特別なことではなく、極めて自然な、まるですれ違う人間のように接っするということです。

人間も犬を空気のように感じ、犬に対して大きなリアクションをせず、無視をするのが習慣になっています。


無理に犬を他の犬のところに連れて行き会わせるといった行為も見られません。

通常人間でも街ですれ違う人に自己紹介はしませんよね。



そのおかげで犬も吠えなどのリアクションをせず、落ち着いているのが印象的でした。

人間の(犬への)リアクションが低い⇒犬のリアクションも低くなる

良い循環ができています。

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            社内でも落ち着いた様子


北スウェーデンにある「キルナ」に到着。
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昼間でも薄暗い。午後4時には真っ暗になります。
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ストックホルムからおよそ12時間、ワンちゃんたちもここで下車です。

雪で覆われた駅も嬉しそうなワンちゃんたちでした。



続く
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みなさま、大変ご無沙汰しております。

このところブログの更新が長らく滞ってしまい申し訳ありませんでした。

実は私、先月の上旬に無事世界一周の旅から日本に戻って参りました!そして、その後再びスウェーデンに赴き、愛犬キャップと共に先月の30日に無事に日本に帰国し、「犬と一緒の世界一周」という目標を達成することができました!

昨年9月から始まった世界一周の旅。およそ200日ぶりに日本に帰ってきました。訪れた国の数は28ヶ国。


時に厳しく、時にとびきり楽しく、美しい時間。


本当に出会いに恵まれた旅となりました。人や動物、自然、文化、食べ物。すべての出会いと、この旅をサポートしてくれた家族と仲間に心からの「ありがとう」を伝えたいです。

心よりありがとうございました。

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       成田到着のとき。全てはここから始まった。正直このポーズは恥ずかしかった。


そして再び、群馬の地で活動していくことになりました。

日本を含め、世界中で受けた恩は、今後の活動の中で返していきたいと強く感じております。

私たちが世界中で受けた優しい気持ちを、次の方へ感謝の気持ちを込めて繋いでいく。

そんな活動ができればと思っております。

今後とも何卒よろしくお願い致します!

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   キャップ、故郷スウェーデンでの最後の日。少し名残惜しそうなキャップの前に広がる美しく広大な緑の大地。



ドッグトレーナー 榎森康太


スウェーデンでの日々はあっという間に過ぎていきました。

キャップとのトレーニングでは、経験に加え新たな発見もあり、かなり充実したものなりました。


Lisaの犬“ ジャック ”と。

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彼女の犬の中でも、特に優秀な若手のホープ。顔を無理くり擦り付けての「撫でて!」のサインが得意な人懐っこい性格。彼からもたくさん学ぶことができました。



そろそろ次の旅へ出発しなければならないのですが、その前に一つしなければいけないことがありました。

それは、Lisaへの「お箸の使い方」伝授です。

事は遡ることおよそ5年前、私は自身のパートナーとなるボーダー・コリーを得るため、国内外を問わずブリーダーを探していました。

そこで最終的にLisaを紹介してくださったのが、現在でも愛知で活動され、日本では珍しいワーキングボーダー・コリーのブリーディングとトレーニングに情熱を注いでいらっしゃる方でした。

その方とLisaは数年前、“ワールドシープドッグトライアル(世界選手権)”で会い、その時“お箸”をプレゼントしていたのです。

私がスウェーデンでLisaのもとを訪れることになり、「きっとLisaは使っていないと思うから、使い方教えてきて!」と頼まれ、なんとか今回そのミッション成功させることができました。


トレーニングメニューは日本伝統の「球体つかみ」。

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子供のころ両親から厳しく教えられたのを思い出します。Lisaが意外に上手でビックリ。

文化交流には最高のミッションでした(^-^)



そして、キャップとはしばしのお別れとなります。

その前に、体型を記録しておくための写真を一枚。

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以前もブログで紹介しましたが、このトレーニングを始めてからというものキャップの筋肉に変化がでてきました。

この写真からよくわかるのが、「腹筋」。

以前のより胴回りが一回り太くなった感じがします。

またスウェーデンに戻り、キャップに再開したときに体にどういった変化があるのか。それを見るのも楽しみです(^^)

スウェーデンに着いて3日ほど経ち、ぼちぼち体も慣れたところでキャップとシープドッグのトレーニング開始です!

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トレーニングは大きなフィールドとフェンスに囲まれた小さめのフィールドの2つの場所のどちらかで行います。
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どっちのフィールドがトレーニングとして難しいかというと・・・


私とキャップの場合、小さいフィールドのほうが難しいと感じます。


シープワークは羊をコントロールする仕事。速すぎず遅すぎず、最適なペースで羊を動かし、管理しなければいけません。

そのために犬は“羊との距離”を判断する必要があります。

その距離とは決まったものではなく、その日の天気、気候、羊の種類・性格・気分、などによって変わります。


ハンドラーの目の届かないところでも仕事を要求される牧羊犬にとって、その距離は犬自身で判断しなければなりません。


キャップの場合、その距離が近すぎるのが課題です。

小さいフィールドだと実質的な空間がもともと狭いので、自ずと羊との距離が近くなりやすいといえます。

そのため犬は、自らのスピードとプレッシャーを羊の動きを見ながらコントロールしなければいけないのですが・・・

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これが難しい。

車の運転の例がわかりやすいでしょうか。車の運転を小さな場所で運転しようとすると技術が必要です。車の運転が上手な人はブレーキとアクセルを優しく、かつスムーズに調節します。

まさに経験が要求される作業です。

キャップのそれは、まだブレーキやアクセルの程度がやや急すぎる(強すぎる)ことがあるようです。



同じことがパートナーである私にも言えます。

カナダでMarthaにも言われ、そしてLisaにも指摘されたこと、それは・・・



「Too much commands」



「指示を出し過ぎ病」。別名「過保護病」とでも言いましょうか。


完璧を求めるあまり、犬が羊の周りでとるべき位置を指示しすぎてキャップ自身が考え、判断し学んでいない。

犬とのトレーニングでは常々そこを大切にしてきたのですが、シープワークではいつの間にかおろそかになっていました。

さらに悪いのが、私の拙い経験によりその位置が間違っていることがあり、我が2人の師匠曰く、キャップのほうがよっぽど正しい位置を知っていると一喝 |||(-_-;)||||||

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ということで、支持をほとんど出さずにトレーニングしてみることに・・・





結果、よっぽど上手に羊を運んできれくれたキャップ(´Д`|||)




ちょっと悔しいような悲しいような、でもやっぱり嬉しい、複雑な心境です。



羊をハンドラーにところに運んでくるトレーニングの映像です(高画質でもご覧いただけます)。



ちょっと分かりずらいかもしれませんが、羊の動きに合わせてキャップがスピードや位置を微妙に変えているのが見られます。
特に最後のセッションでは、最初と最後以外全く指示を出していなく、少しずつですが羊との間合いを自分自身で判断し、調節できるようになってきました(^-^)


まだまだ経験不足ですが、キャップと共に成長できるよう頑張ります!!



つづく


ある日Lisaが病気の羊のために抗生剤を買いに行くということで、興味があったのでついていくことに。


羊ということで、てっきり動物病院に行くと思っていたのですが、訪れたのはごくごくフツーのドラッグストア。


そこで発見したのは、日本の動物病院でも置いている内部寄生虫駆除薬やノミダニ駆除薬など動物用医薬品でした。

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人間用のドラッグストアでもそれらの動物用医薬品が購入できる。

Lisaがいる街はとても田舎にもかかわらずこうして陳列されている。

それが良いか悪いかは別にして、日本とスウェーデンの動物ケアに対する文化と制度の違いを感じます。

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またLisaが教えてくれたのですが、スウェーデンでは犬の避妊去勢手術は認められていないといいます。

これがスウェーデンの獣医師法により法律として定められているのかどうかは不確かです。

再度スウェーデンに行き、さらに動物病院に行く機会がありますので、そのときもう少し詳しい事情が聞ければまたお知らせします。


つづく





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